今年は何故か?ナショナルとパナソニック製のお掃除エアコンのクリーニングが多い傾向にあります。特に初めての方のご依頼が多いですね。
他社から断られたり、他店のHPの内容と比べたりと・・・
既に5月から7月現在までに25台を超えています。確かに複雑で面倒な構造なので同業他社が嫌がる機種ですが流石に慣れました。(^^)
ナショナルもパナソニックも同じ会社なので、基本構造は一緒。
今は販売されていないナショナル製のエアコン(お掃除機能付きも含む)ですが少なくても後数年はクリーニングの依頼がある事でしょう。
と言う事で、今回はナショナルお掃除機能付きエアコン「CS-28RJX-W」と「CS-50RGX2-w」クリーニングの作業内容について簡単にご紹介します。
お客様に大変面倒な機種だと伝われば良いのだが・・・(^_^;)
CS-28RJX-w・CS-50RGX2-w共に2007年製。2.8kWと5.0kWの違いだけ。案の定、左右に基盤があります。エアコンの右側に
分解に必要な隙間と、エアコンの下に脚立を左右に移動する作業スペースが必要です。
カバーを取り外すと役に立たないお掃除ロボットが現れます。数多いコネクター類を抜いて、ゴチャゴチャした配線を右や左へと
解きます。これが意外と面倒で、洗浄後にキレイに復元します。慣れていても時間がかかる作業です。
①は、お掃除ロボが付いた状態。②は、お掃除ロボを外した状態。③は、ドレンパンまで外した状態。安請け業者さんの多くは
②の状態でクリーニングします。当店は③の状態にしてから高圧洗浄を行います。この違い、分かりますか?
分解した部品にも、ゴチャゴチャ配線やらモーターやら色々と付いているので、洗えるものは分解して洗えないものは拭き上げするなど
かなり手間と時間がかかります。これらから出るネジの数もかなりの数です。
最後に、洗浄前と洗浄後のビフォーアフターです。①は、ドレンパンを取り外しているので目視でキレイが分かります。
②は、取り外したドレンパンの吹き出し口部分。③は、熱交換器の部分です。この後、もう一度組立が待っている・・・(^_^;)
ハウスクリーニングのHPにも記載しましたが、ナショナル(パナソニック)はアフターフォローが悪い。
部品さえ交換すれば対応できる場合でも、機種名や形式が分かっていても品番は教えてくれない・・・お宅の製品でしょ?
部品センターやカスタマーセンターが「分かりません」では話にならないよ。
なので、ナショナル・パナソニック製品に関しては、面倒なので知り合いの電気屋さんを通じて部品を取り寄せている。
春日に部品センターがあるので、その日に取り付ける事も可能な場合もあるのに・・・困ったメーカーです・・・(^_^;)
お客様に良く聞かれるんですよ。「次にエアコンを買い替える時は、どこのメーカーが良いですか?」って。
その際、絶対にパナソニック製とは言わない。それどころか、アフターフォロー悪いですよ。って言ってます。
その点、ダイキンさんは対応が早い ♪ エアコンの構造は面倒だがアフターフォローがGood!です。