エアコンの破損による中断

シャープお掃除エアコンAY-W40SV

2月某日、福岡市南区でエアコンクリーニングを途中で断念する事がありました。

長くエアコンクリーニングに携わっていると、お客様自身が知っている知らない等を含めて様々なトラブルに遭遇する事もあります。

当店では必ず、エアコンを分解する過程や洗浄前後を、デジカメ等で記録を残すようにしています。これは複雑難解な機械構造を把握するだけでなく、作業過程において「あれ?」と気付く事も証拠として記録しておく必要がある為です。

今回は、シャープお掃除エアコンAY-W40SVという大変面倒な機種を分解している最中に破損を発見して作業を中断した事例です。

通常、使用するにあたり支障が無い場合は、お客様と相談して作業を進める事が多いのですが、今回は破損個所が重要な箇所だけに今後のトラブルが当店の責任になりかねないので作業を中断しました。

分解して中を見ない事には分からない事もあるのです。では見てみましょう。

作業中断までの過程

シャープお掃除エアコン。

当然ですが、作業を始める前には必ず動作確認とエラー表示チェックを行います。真ん中の写真。カバーを開けて面倒な機種にため
息をつく業者さんも多いのでは?固いフルカバーを外して、お掃除ロボット登場です。

基盤の記録

右にメイン基盤。左に換気ファンと小さな基盤。カバーを外す前に抜く基盤。ごちゃごちゃな配線。とにかく記録に残します。

エアコンの破損個所

左の換気ファン部分を記録に残す時に気付く。「ん?」なんか変。1枚目の写真で気付いた人いるかな?真ん中写真の赤丸部分。
3枚目アップで見ると、ドレンパンを止めている部分が破損しています。そして奥の換気ファンを止めているネジが中途半端。
よく見ると薄くヒビが入っています。サイズの違う大きなネジを無理やりねじ込むと起きる現象です。


ここで記録をお客様に見せながら説明し作業中断です。面倒なお掃除ロボを外す前に気付いて良かった。

ホコリ具合からお客様自身は知らなかったと思います。多分、以前クリーニングをした業者さんかな?でも証拠がありません。
この状態で数年間使用していた事を考えると、クリーニングする事も可能だと考えもしましたが、止めておきました。

理由は、破損個所がドレンパン接続部なので洗浄後、数か月経った後に水漏れが発生しないとは言えない。換気ファン部分は、
ヒビが作業中に破損に繋がりかねない事。そして異音が発生する可能性がある事。これらを踏まえ作業を中断。

最後に今回のお客様が「保障」にこだわっていた事。これが1番の要因です。破損があるエアコンを無理に洗浄して、
後に当店の責任にされてはたまりませんからね。元に戻して撤収です。

赤字です。当店は予約優先点なので、後から希望日が重なったお客様をお断りしなければなりません。
特にコインパーキングを利用している場合は大損です。これからは、コインパーキング代は全額頂きたいと思います。

また、4月からは、お掃除ロボを外した時点で中断があった場合は、作業料金の3分の1頂きたいと思います。

あとがき

キューバパールグラス

この時期は、引越し前の空室クリーニングで忙しい。

クタクタの状態で帰宅。その状態でパソコンに向い、メールチェック等を
行います。ふと横を見るとキューバパールグラスからの気泡。水槽の中
全体が気泡に溢れています。不思議な世界です。

気付けばボーっと眺めています。その前をエビが横切ります。

正直、癒されているのかは分かりませんが、落ち着きます。

眺めているだけで、疲れているのも忘れさせてくれる水草水槽って
栄養ドリンクより効果があるかも?是非お試しあれ。

あ!またエビが・・・(^_^;)

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