取り外しエアコンクリーニングについて。

引っ越しシーズンに伴い、旧居から新居へエアコンを持っていく際の
エアコンクリーニング依頼のお問い合わせを多く頂きます。

大変申し訳ございませんが、このメニューは現在停止中です。

さて今回は、以前に依頼を請けた取り外しエアコンクリーニングです。
決して安くない脱着式お持ち帰りクリーニングの価値を考えて下さい。

機種は日立お掃除機能付きエアコンRAS-X63J2。基本の動作確認を行い、電気屋さんが
取り外します。取り外す前には、必ず室内機と室外機の状態を記録に残します！

持ち帰ったエアコンの完全分解を開始。慣れた機種なので問題なく作業が進みます。

完全分解クリーニングなので、当然の事ながらフローファンも取り外します。

問題発生です！！取り外したフローファンを確認すると、パーツが欠けています。
欠けたパーツはドレンパンの中に転がっていました。写真を撮り、お客様に連絡。

以前、自身で中を掃除した際に折ってしまった事が判明。事前に言ってよ～！！

それでは、洗浄後で～す。

洗浄過程は端折ります。気になる方は過去記事をご覧下さい。高圧洗浄と熱湯漂白洗浄でキレイになりました。背面版と熱交換器から組み立てます。

日立お掃除エアコンのフローファンは、ステンレスではありません。樹脂に塗装をした
プラスチックです。負荷をかけ過ぎると破損の原因になります。

キレイになったのに勿体無いフローファン。樹脂に強い接着剤を付けて応急処置。

一通り組み立てて、後日お客様宅へ取り付け作業を行います。組み立てまでの詳しい
作業内容が気になる方は、過去記事をご覧下さい。

取り付けにお伺いした際に、またまた問題発生！！室外機の位置が変わっていました。
お客様自身で室外機の位置を強引に移動。その結果、配管が急角度に曲がっています。

電気屋さん曰く、この状態は不通やガス漏れの可能性大。との事。お客様と相談して
ダメ元でエア抜きとガス開通作業。案の定、試運転で冷たい風が出てきません。

一応、取り付け作業は行い、後はお客様がメーカーに修理依頼をする事になりました。
どちらも事前に一言、声をかけて頂ければ対応できた事案です。

当店の考えですが、完全分解クリーニングの方がキレイになるのは確かです。

でも、1年も使えばエアコンは汚れます。引っ越し等が無い場合は、通常の壁に付いた
エアコンクリーニングでも良いのでは？と、いつも提案しているのですが・・・。

後、エアコンは余計な機能の無いスタンダードなタイプがお勧めです。